「スティーブ・ジョブズ 1995~失われたインタビュー~ 」見た
「スティーブ・ジョブズ 1995~失われたインタビュー~ 」
特に傾倒しているとかではないのですが面白そうなので見てきました。
ずっとお茶目な感じで話してて、インタビュアーとの
信頼関係ができあがっているのか、物事の内面の話というか、
ものづくりの人の話でした。
ものをつくる意識とかあまりないのですが、ものつくってる、つくりたい
っていう自覚のある人は見て損はないと思います。
最初から完成しているものはなく、人間と人間が
本気でぶつかり、罵り合い、意見と意見、思想と思想を戦わせて
そのモノがどんどん変化してき、
関わった人間が込めた時間や情熱によって
美しいものが生まれる。
ということを本気で信じているのが印象的でした。
インタビューを受け答えしているスティーブ・ジョブスは
蒼天航路の曹操とそっくりでした。
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インタビューの中で、ジョブズは若い頃の話を始める。芝刈りのバイトで出会った老人が古い研磨機をジョブズに見せ、なんの変哲もない石ころが大きなうるさい音をたててこすれ合い、翌日には驚くほど美しく磨き上がった石になっていたという。「ずば抜けた才能を持つ者が集まって、ぶつかり合い、議論を戦わせ、喧嘩して怒鳴り散らす。そうやってお互いを磨き合い、アイデアを磨き上げて美しい石を創り出す。私にとってはこの体験こそが、情熱を持って働くチームの象徴なんだ」と。
実際、ジョブズは信念を持って反論してくる社員を評価しており、ハードな論争を好んでいた。彼とやり合えるほどの実力のある社員は限られていたが、ジョブズはたびたび激昂し、こてんぱんに罵倒し合うということは日常茶飯事だったらしい。
極端にまとめると、黒いタートルネックを着た
やたらアツいおじさんの話でした。
本気のヤツは強い。